さて、ここで解法の本筋からは外れますが、ひとつテクニックを伝授しましょう。
みなさんは、(1)のマスが に確定する理屈がお分かりでしょうか?
「7」の周りには必ず一ヵ所 が入らなければなりません。
ところがAのマスにもBのマスにも が入らないことが分かります(「2」や「4」と隣り合っているからですね)。というわけで、(1)のマスしか が入るマスがない、ということです。
これは、いわば消去法の変化形です。今までのものは、そのマスに入る手の候補を消していくものでしたが、
ここで紹介したのはある数字のまわりで、ある手が入るマスの候補を消していく方法です。
覚えておいて損はないでしょう。
本筋に戻りましょう。
ここでは「2マス確定法」を使います。
左上の「2」に隣接するA、Cのマスは の組み合わせに確定します。
一方、それに隣接する「22」は、6マスの組み合わせが

です。
ここで、どっちがどっちかはわからないにしても、すでに の入る2マスは確定しています。よって、残りの(1)(2)は全部 に確定します。
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