さて、ここからが考えどころです。
ここでのポイントは、まわりに6つのマスがある「10」と「19」です。
まず「19」を考えてみましょう、周りの残り空きマス3マスには、

が入ります。
次に「10」について考えてみましょう。周りの空きマス6マスに入る手の組み合わせには、次の2通りの可能性があります。
(A)

(B)

この場合はどちらの組み合わせが正しいのか、
まずそれをつきとめなければ先に進みません。
ここで、「10」にも「19」にも隣り合っているマスが2マスあることに注目しましょう。(1)のマスですね。
ここで(1)のマス2つまとめて「消去法」で考えていきます。
まず、「19」に隣り合っているので、
か しか入りません。
の可能性は消えました。
ここで、「10」の周りに入る組み合わせが(B)だと仮定しましょう。
すると、(1)のマスには両方とも が入るしかありません。
しかし、「19」の周りには1ヵ所しか が入ってはいけないのです。
これでは矛盾が生じてしまいますので、(B)という仮定が間違いだと分かり、「10」の周りの組み合わせは(A)に確定します。
(A)の組み合わせですから、 の可能性は消えます。よって、(1)のマスは両方とも に確定します。
(1)が確定すれば、あとは順番どおりに考えていけば簡単に確定していきます。
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